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【大安寺】御朱印帳
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大安寺は、聖徳太子建立の熊凝精舎、我が国最古の官立寺院である百済大寺を前身にもち、南都七大寺の一つに数えられます。
奈良時代は887名の学僧と、七重塔二基等の大伽藍を擁した国家筆頭の寺院でした。創建当時は国家に所属し様々な大陸文化の窓口として国内外の高官や文化人、僧侶が逗留する迎賓館の役割、また多くの学僧が学ぶ仏教の総合大学の役割を果たす官寺で、奈良時代は国家筆頭寺院でした。
そんな奈良時代をリードする大寺院であった大安寺の「御朱印帳」を是非お使いください。
「御朱印帳」
「寺社仏閣巡りのお供に御朱印帳を」
あえて菊の御紋のみのシンプルなデザインです。お寺や神社へのお参りのお供に是非。
「南都七大寺・癌封じ 大安寺」
【南都七大寺の寺院】
大安寺は我が国最初の国立(天皇立)寺院です。創建当時は国家に所属し様々な大陸文化の窓口として国内外の高官や文化人、僧侶は逗留する迎賓館の役割、また多くの学僧が学ぶ仏教の総合大学としての役割を果たす国家筆頭の官寺でありました。
しかし、次第に衰退し、現在境内の広さは最盛期の約1/25となり、南都七大寺の中では逆に一番小さいお寺となっています。
大伽藍も全て失われ、江戸から明治期は廃寺のようであったそうですが、戦後次第に復興が進み、現在、癌封じ祈願の方など、徐々に参拝される方も増えてきています。
かつての大安寺の伽藍、にぎわいに少しでも近づけるべく、復興を進めると共に、南都の古寺らしい静かで落ち着いた宗教空間を提供するべく、努めておられます。
【癌封じの祈願寺として】
大安寺は近年「癌封じ」の祈願寺として知られるようになっています。
年二回行われている「癌封じ笹酒祭り」は一万人を超す参拝者で賑わい、また毎日ご祈祷を行っておられます。
【癌封じの由来】
大安寺は国家所属の官寺でしたので、“国家の安泰と人々の安寧を祈る”という役割を担っておられました。特に医学が未発達であった時代、今以上に病は恐ろしい存在であり、大安寺は悪病、人々を苦しめる病を封じる祈りの場でもありました。
そういった背景から、現代の無病の最たるもの“癌”を封じる寺として認識されていきました。
☆大安寺の仏像☆
・十一面観音立像
・馬頭観音立像
・楊柳観音
・不空羂索観音
・四天王立像