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【聖林寺】御朱印帖(小)
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御朱印帖
聖林寺「オリジナルてぬぐい」により奉製した御朱印帖。
境内に咲く四季折々の花たちをデザインした『花の聖林寺(紺色・紫色)』、山門や鐘楼堂、門前からの景色を奈良絵のように描いた『聖林寺小紋(ピンク・水色・黄色)』の2種類の柄、5色があります。
御朱印帖は、そもそも寺院に参拝した際にお写経を納め、ご祈願をした証として、各寺院の宝印をいただいておりました。ゆえに納経帖とも言われております。
『花の聖林寺』は一年十二か月境内を彩る花を市松文様の中に描かれています。
『聖林寺小紋』は山門や鐘楼堂、また、門前からのぞめる三輪山や古墳郡、曼荼羅の花喰い鳥や雲を奈良絵のようなタッチで現わしております。
実際に朱印を書かれる和紙は磨った墨の浸透の良いものになっております。シールにしております表題の「御朱印帖」は現住職の揮毛です。また、お持ちいただく方のお名前なども記載できるシールもセットになっております。
みほとけのご加護のもと、ご自身のおまもりとして、ご奉持ください。
聖林寺について
聖林寺の創建は古く、奈良時代の和銅5年(712)に、談山妙楽寺(現 談山神社)の別院として藤原鎌足の長子・定慧(じょうえ)が建てたとされています。幾度か火災に遭い伽藍が焼失しますが、江戸時代中期、大神神社の僧侶・玄心律師が再興。以後、神宮寺との交流が深くなり、天台寺院である妙楽寺の山内にありながら、聖林寺は真言宗の律院として明治時代まで栄えることとなりました。
現在の本尊である子安延命地蔵は、江戸時代中期文春諦玄が建立し、安産・子授け祈祷の寺として、その霊験は広く知られるところです。
聖林寺 国宝 十一面観音
日本彫刻の最高傑作のひとつといわれる、聖林寺 国宝 十一面観音。
760年代(天平=奈良時代)に東大寺の造仏所で造られたとされています。慶応4年(1868)に聖林寺に移され、昭和26年(1951)には日本最初の国宝のひとつに選ばれました。
均整のとれた仏身、豊満な顔立ち、量感のある上半身、優婉な纏衣の美しさ、微妙な変化をみせる指先。長い年月を経て多くのものを失ったとはいえ、その美しいお姿は今も、多くの人々を魅了しています。