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今回お届けするのはならわしで「生駒宝山」を取り扱う上田酒造。400年以上もの歴史を誇る老舗酒蔵です。「酒に心あり」古都奈良、万葉集にも多く詠われてきた生駒山の袂、精魂込めて酒造りに勤しむ酒蔵の歴史とこだわりに迫ります。 1.歴史 室町時代より続く生駒の銘酒「生駒宝山」 上田酒造の歴史は永禄元年(1558年)、室町時代に初代上田宗兵衛が醸造を始めたことに遡ります。明治中期には現在も続く銘柄の「嬉長」・「生長」の製造を始め、地元の銘酒として好評を得ました。大正10年から現在に至るまで、全国清酒品評会、奈良県酒造組合等の各種品評会で、最優秀賞、優秀賞、特選等受賞をかさねており、奈良県内でも有数の歴史ある酒蔵です。 (上田酒造の蔵風景) 2.こだわり 水・技・米にこだわる「上田酒造」 「伝統的な酒造りを継承」 由緒ある蔵と杜氏の伝統的な酒造りを継承しつつ、新たな技術も積極的に導入。今の時代にふさわしい進化を続けるため、日々、蔵人による研究と創意工夫により品質向上に取り組む。 「磨かれ受け継がれてきた技術」 創業以来、代々の杜氏による知恵と堪で磨かれ受け継がれてきた技術と、一切手を抜かない丁寧な醸されるお酒。卓越した技術で品質本位の心を込めた酒造りに努めている。 「蔵人の酒造りにかける情熱」 「良い酒を造りたい」「お客様に喜んでほしい」、そんな蔵人の情熱や想いを酒造りにかけています。 「唯一無二の酒」 上田酒造は、水・技・米にこだわり、奈良・生駒の地で本物の酒を造り続けている蔵元です。名水とうたわれる生駒の地下水と、選び抜かれた国産の酒造米を使用し、至極の精米歩合による仕込みから丹精込めてお酒を造っています。 3.おすすめの飲み方 ・【上田酒造】生駒宝山 大吟醸 華50%まで磨き上げた良質なお米・名水と謳われる生駒の地下水・杜氏の技が見事に調和した銘酒。華やかな香りと端麗な味わいは、まさに日本酒の芸術品。目で、舌で、喉元で愉しむ、蔵元自慢の大吟醸はキリッと冷やして飲むのがおすすめです。 ・【上田酒造】生駒宝山 純米吟醸 フルーティーな旨みのある味わい。国産米と良質の水だけを使った、米本来の旨みが楽しめるお酒です。冷や又は常温でお召し上がりください。 ・【上田酒造】生駒宝山 吟醸飲みくらべ 「上田酒造」自慢の吟醸酒を飲み比べてみてください。
1. 奈良と日本酒①〜イントロダクション〜 奈良県には「清酒発祥の地」とも言われる正暦寺(しょうりゃくじ)があり、長い歴史の中で美味しいお酒が作られてきました。 奈良専門オンラインショップ「ならわし」では、奈良県下16軒の蔵元(日本酒)を取り扱っています。 清酒発祥の地とされるこの奈良において、地域ごと・蔵元ごとに異なる背景や特徴を有しており、皆様が奈良のお酒をより手に取って頂けるように、日本酒に特化した特集記事をお届けいたします。 7月から8月にかけては、①奈良と日本酒について、②日本酒のいろは、③日本酒の楽しみ方、④蔵元のご紹介という構成で、20本以上の記事を皆様にお届けする予定です。 記念すべき特集記事の第1回では、「ならわし」で取り扱っている各酒蔵をマッピングし、各地域の特徴を取り上げていきます。 2. 奈良県各地域の特徴〜日本酒との密接な関わり〜 今回の特集では奈良県を「北部」「中部」「南部」に分けて各地域の特徴を解説していきます。 ・北部〜平城宮をはじめ大寺院が栄えた地域〜 多くの人が「奈良」と聞いて初めに連想するのは北部の地域ではないでしょうか。奈良の大仏でおなじみの東大寺や立派な阿修羅像が有名な興福寺、鹿がたくさんの奈良公園など、「奈良といえば」が集積している地域です。日本酒好きの方であれば「正暦寺」がおなじみだと思いますが、室町時代には興福寺の僧侶が記した「多聞院日記」などお酒に関わる資料が多く残されている地域でもあります。 ・中部〜日本の始まりの地域〜 奈良県中部は「日本の始まり」ともいえる地域です。諸説ありますが古代、邪馬台国があったとする説やその女王卑弥呼の墓と言われている「箸墓古墳」、645年に「大化の改新」が始まった地である明日香村など北部地域よりさらに古い遺跡が多くあります。日本酒ともゆかりの深い日本最古の「大神神社」がある「三輪」は万葉集で「うま酒」の枕詞であるなど日本の酒造りと切っても切れない関係にあります。 ・南部〜吉野町は酒蔵の集積地〜 奈良県南部は広大な山地ですが、桜で有名な吉野山がある吉野町には3つもの酒蔵があります。「やたがらす」が代表銘柄の「北岡本店」、「猩々」が代表銘柄の「北村酒造」、「花巴」が代表銘柄の「美吉野醸造」各蔵がそれぞれに特徴を持っています。吉野といえば「吉野杉」とよばれる銘木があり、日本酒には欠かせない良質な杉樽を生産していました。 3. 「ならわし」取扱酒蔵マッピング 奈良県各地域の特徴を振り返ったところで本章では奈良県の酒蔵をマッピングしてみました。各酒蔵名をクリックして商品ページをご覧ください。引き続き日本酒が飲みたくなる特集を今月は更新していきますので、乞うご期待です! 北部 中部 南部 ①今西清兵衛商店②奈良豊澤酒造③上田酒造④稲田酒造⑤増田酒造⑥倉本酒造 ⑦澤田酒造⑧梅乃宿酒造⑨喜多酒造⑩西内酒造⑪久保本家酒造⑫芳村酒造 ⑬美吉野醸造⑭北村酒造⑮北岡本店⑯五條酒造
奈良には清酒発祥の地である正暦寺(しょうりゃくじ)があるほか、酒の神様をお祀りしている神社など、日本酒ゆかりの地がたくさんあり、まさに奈良は「日本酒の聖地」といえる県です。 清酒の歴史 米を原料とする酒造りは、稲作の伝来とともに中国大陸から伝えられたようです。『魏志倭人伝』には「性向として酒を嗜む」「歌舞飲酒す」と書かれており、3世紀ごろの日本ですでに飲酒の習慣があったことが分かっています。 日本最古の書『古事記』には応神天皇の時に来日した百済人・須々許理(すすこり)が醸酒の法を伝えたとあり、天皇はこれを喜んで「須々許理が 醸しみ御酒に われ酔ひにけり 事無酒 笑酒に われ酔ひにけり」という歌を詠んでいます。 また、『日本書記』には崇神天皇8年に崇神天皇が疫病をおさめるため酒造りの杜氏であった高橋活日(たかはしいくひ)を呼び酒造りを命じたところ、一夜で酒造りを行い神酒を奉納し、たちどころに疫病がおさまったとの話が載っています。 お酒造りは平安時代初期までは朝廷が造酒司(みきのつかさ)などの部署を持ち、内部で酒造を行っていましたが、朝廷の権力の衰退等もあり技術や人員が外部に流出するようになり、各地の大寺院が酒造りの中心となっていき、お寺で造られるお酒は「僧坊酒(そうぼうしゅ)」と呼ばれていました。 清酒発祥の地「正暦寺」 奈良の僧坊酒のなかで最もよく知られているのが奈良市の菩提山(ぼだいせん)正暦寺で造られたお酒です。 菩提酛清酒祭(正暦寺)の様子 日本酒が造られるようになってから長い間濁り酒でしたが、室町時代に正暦寺で初めて清酒が造られ、この上が無い美味しいお酒「無上酒(むしょうしゅ)」と呼ばれ、室町幕府9代将軍足利義尚は「もっとも可なり」と絶賛していました。 正暦寺では、当時の酒造りにはなかった最新の技術を駆使していました。仕込みを3回に分けて行う「三段仕込み」、麹米と掛け米の両方に白米を使う「諸白(もろはく)づくり」、酒母(酵母を大量に培養した酒のもと)の原型「菩提酛(ぼだいもと)」、腐敗を防止する「火入れ殺菌」を行うなど、近代の酒造りの基礎となる技術を創案しました。 まだまだある!日本酒ゆかりの地 奈良には正暦寺以外にも日本酒ゆかりの地がたくさんあります。大神神社の御祭神である大物主神、少彦名命や杜氏の祖神である高橋活日命、春日大社には日本最古とされる酒殿に酒神、境内末社壺神神社には醸造の神様が祀られています。また、平城宮跡には朝廷の醸造を司る役所・造酒司の井戸が復元展示されています。 このように、清酒発祥の地であり日本酒との関わりが非常に強い奈良には数多くの酒蔵があります。 今回ならわしでは、そんな奈良の酒蔵から15蔵の商品をご用意させていただきました。各蔵それぞれに特徴のある日本酒を造っておられますので、是非一度各蔵の日本酒を飲みくらべしてみてください。 【稲田酒造】純米大吟醸 しぼりたて原酒≪冬季限定≫ 【今西清兵衛商店】春鹿 純米 超辛口 【上田酒造】生駒宝山 吟醸飲みくらべ 【梅乃宿酒造】純米大吟醸 葛城(近日公開予定) 【北岡本店】やたがらす 純米大吟醸 山田錦 【北村酒造】純米大吟醸 猩々 【久保本家酒造】大和のどぶ 【倉本酒造】のみくらべセット 【五條酒造】純米大吟醸 まほろばの雫 【澤田酒造】こだわり2本セット(歓喜光 純米吟醸「小さな喜び」・純米酒 悠久の光) 【奈良豊澤酒造】奈良県産米使用 日本酒のみくらべセット 【西内酒造】おすすめの2本セット 【増田酒造】神韻 無濾過生原酒 70% 【美吉野醸造】花巴 万葉の華 純米大吟醸 木箱入り 【芳村酒造】こだわりの2本セット...
今回お届けするのは「歓喜光」で知られる澤田酒造。自ら「老舗ベンチャー企業」と名乗り、清酒のみならず発酵食品、さらには音楽堂まで手がける澤田酒造のこだわりに迫ります。 1.歴史 「歓喜光」を醸す澤田酒造 澤田酒造は、天保元年(1830年)、 初代 澤田定四郎が奈良盆地の西端、二上山山麓の現在の地(奈良・五位堂) で商いを始め ました。それが澤田酒造の始まりとされています。 明治22年(1889年) 3代・澤田定十郎により酒造業を本格化。自家の用地で収穫される良質の米と、健康の霊水と して誉れ高い金剛山の伏流水を用いて、発祥の地・奈良における高級酒としての地位を確立しました。 (澤田酒造 蔵風景) 2.澤田酒造のこだわり 老舗ベンチャー企業、澤田酒造 澤田酒造は創業天保元年(1830年)の酒蔵ですが、製造従事者の高齢化などの諸事情により、30年ほど前から主要工程を外部に委託する製造体制となっていました。 2019年、製造設備を一新し、社員の中から製造責任者を育成。先人の残した資料と向き合い、同業他社の支援もあり、念願の自社醸造再開を果たしました。かつての酒造りを知る者はなく、30代の若者中心の蔵人による酒造りは、日々試行錯誤の連続ですが、私どもは“初心”であることが大きな強みと捉えています。“初心”ならではの高揚感、情熱、丁寧さ、発想力をを武器に、基本に忠実でありながらも既成概念にとらわれないものづくりへの姿勢は、これから澤田酒造において絶対に欠かせないものです。 澤田酒造の3つの事業 澤田酒造では「ならわし」で取り扱っている日本酒の製造に加えて「澤田酵素」の製造、「澤田定子記念音楽院」の運営という3つの事業を行っています。 ・澤田酵素の製造 「澤田酵素」は冬の寒い時期、体調を崩しながらも過酷な酒造りに従事する蔵人の姿に心を痛めた4代目当主の澤田定司は、昭和10年(1935年)、醸造学者でもあった自身の知識を活かし、身近な野菜や果物を酒蔵に生息する酵母菌で醗酵させた醗酵液を考案し蔵人に飲ませました。これが、現在の「澤田酵素」の原型となるもので、以来、「澤田の蔵からは病人が出ない」と近隣の村人たちの噂になったと言われています。 ・澤田定子記念音楽院の運営 先代社長であった澤田定子は東京音楽学校(現・東京藝術大学音楽学部)を卒業し、関西オペラのプリマドンナとして活躍する一方、宝塚音楽学校や大阪第一師範(現・大阪教育大学)で教鞭をとった教育者でもありました。昭和59年、定子の没後、弟子たちによって澤田定子記念音楽院が設立。現在、音楽教室として、ピアノ、声楽、コーラスなどを教えるとともに、弊社敷地内の音楽堂で開催される酒蔵ロマンコンサートなどの演奏活動も積極的に行なっています。 3.澤田酒造の代表酒おすすめの飲み方 ・【澤田酒造】歓喜光 純米吟醸「小さな喜び」 麹米、掛米ともに兵庫県産山田錦を100%使用した純米吟醸酒。 ★「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2021」プレミアム純米部門 最高金賞受賞★「インターナショナルワインチャレンジ」SAKE部門/純米吟醸酒の部 ゴールドメダル受賞。 歓喜光 純米吟醸『小さな喜び』は風味豊かなうま味のしっかりとした味わいと、味わい深い甘さのバランスが特徴。 オススメの飲用温度帯は10~15℃前後(冷蔵庫から出してしばらく経った温度)。フルーツとの相性が良く、フルーツを使ったお料理によく合います。ラベルは文人画家の故・原一郎先生の美しく心あたたまる詩画を使用。 ・【澤田酒造】純米酒 悠久の光 純米酒『悠久の光』は、地元地域の農業振興と特産品創出をめざし、 地元香芝市と農業者、酒蔵の共同プロジェクトにより生まれた銘柄です。 原料米は地元遊休農地を活用し栽培されたヒノヒカリのみ使用し、粒の小さい飯米を限界まで磨き低温でじっくり醸すことで、飯米酒でありながら芳醇な香りと味わいに仕上げました。 オススメの飲用温度帯は、10~15℃前後(冷蔵庫から出してしばらく経った温度)ですが、燗でもおいしくお飲みいただけます。 ・【澤田酒造】こだわり2本セット(歓喜光 純米吟醸「小さな喜び」・純米酒 悠久の光)澤田酒造の代表銘柄でもある「歓喜光...
今回お届けするのは「稲天」取り扱う稲田酒造。地元・天理に密着した酒蔵のこだわりに迫ります。 1.稲田酒造の歴史 心のふるさと天理で創業。稲天の稲田酒造 稲田酒造はJR・近鉄天理駅から東西に伸びる三島本通り商店街にある明治10年創業の酒蔵。天理教の御神酒として酒造りが開始されました。 また、昭和45年より造り酒屋のおいしい奈良漬けとして上質な酒粕と白瓜、きゅうり、スイカ、守口大根、生姜等の新鮮野菜に拘った奈良漬けを製造・販売されています。 2.稲田酒造のこだわり 創業時から、造り手、売り手、飲み手が一本の糸で結ばれ、それぞれの顔が見える状況にあること、人と人との繋がりを大切にすることをモットーとしています。 人 酒造りはひとづくりの観点のもと、人間形成にも力を入れています。 米 奈良県産酒造好適米 露葉風、奈良県産ひのひかり等、地元産の米にこだわっています。 水 近くまで迫る天理の山々、そこから流れる布留川、澄んだ仕込み水が自慢です。 3.おすすめの飲み方 【稲田酒造】黒松稲天 【稲田酒造】黒松稲天 大吟醸 山田錦 令和元年全国新酒鑑評会金賞、ワイングラスでおいしい日本酒アワード2020金賞など、数々の賞を受賞する稲田酒造の代表作です。 兵庫県産山田錦特等40%精米を使用。あっさり上品な味わいの中に山田錦特有の旨みがじわじわ広がります。 米の甘い吟醸香を楽しめ、まろやかな喉ごしが特徴の上品なお酒です。ワイングラスで味わうのもよし、ぬる燗にすると酸味が出てきて、甘みと酸味の調和をより一層感じることが出来ます。 店舗での販売を主としていることからオンラインの販売量はごくわずか。酒蔵見学も受け付けており、奈良天理に行かれた際には是非立ち寄りたい酒蔵です。
今回お届けするのは「神韻」を取り扱う増田酒造。創業寛永2年「奈良酒」の伝統を350年間守り続ける酒蔵のこだわりに迫ります。 1.歴史 350年以上の歴史を紡ぐ「増田酒造」 増田酒造は旧伊勢街道と万葉集で名高い山の辺の道の交差する櫟本(いちのもと)岩屋に所在し創業は寛永2年です。爾来、350年に亘り創業の地に於て酒造業を継承し当主は12代目の子孫に当り名酒「奈良酒」の伝統を守っております。 (増田酒造 蔵風景) 2.こだわり 少量生産にこだわった「神韻」 創業寛永2年(1625)の歴史ある増田酒造が、少量だけ生産する限定流通酒が「神韻」。シャープな飲み口ですが、酸味や旨みをしっかりと感じることが出来ます。キレのある感じは、辛口好きな方にはおすすめです。キリっとした飲み口は、食事との相性も抜群。【神韻】 何ともいいようがない、すぐれたおもむき。 神韻縹緲たる酒 広辞林より神韻の趣を感じてみてください。 3.おすすめの飲み方 ・【増田酒造】神韻 無濾過生原酒 70% 奈良県産のヒノヒカリを使用した純米酒を、無濾過生原酒の状態で瓶詰め。口当たりは瑞々しく爽やか。 シャープな飲み口ですが、酸味や旨みをしっかりと感じることが出来ます。キレのある感じは、辛口好きな方にはおすすめです。キリっとした飲み口は、食事との相性も抜群。 ・【増田酒造】神韻 美山錦50% 純米酒 このお酒は、美山錦を使用した純米酒を加水・火入れしたものになります。穏やかな落ち着いた香り。口当たりには柔らかみがあり軽快です。 スッキリとした飲み口で、日本酒度は高めながらも、米由来のふくよかさや甘やかさを感じます。 キリっとした飲み口は、食事との相性も抜群です。 ・【西内酒造】おすすめの2本セット 増田酒造がおすすめする2本セット。食中酒におすすめです。
今回お届けするのは「千代の松」を醸造する芳村酒造。歴史ある建物が残る宇陀松山地区に蔵を構え、歴史を紐解き、時にはユニークな酒も仕込む芳村酒造のこだわりに迫ります。 1.芳村酒造の歴史 「千代の松」歴史を紐解く造り 芳村酒造の歴史はは織田家の城下町、大和の国宇陀の地で稲戸屋源三郎が酒造りを始めたことに始まります。海抜330メ-トルに位置する宇陀で、 豊かな高原の良水と澄みきった大気、 山田錦を始め、良質の米を厳選し、 寒冷地ならではの、酒造りに最適の恵まれた気候と風土、 その中で育て醸し出された「きよらか」で「さわやか」 そして「まろやか」な古代万葉のロマンを秘めた味と香りの清酒「かぎろひ」と、 百余年の歴史の流れの中で、愛飲されて来た伝統の酒「千代の松」を醸しています。 (芳村酒造 蔵風景) 2.芳村酒造のこだわり 歴史を紐解き、探究する「芳村酒造」 芳村酒造では淡麗辛口の「千代の松」をはじめ、フルーティーな香りが特徴の「かぎろひ」などを醸造しています。歴史を紐解き、探究するということで500年前に書かれた興福寺の「多聞院日記」に記載のある僧坊酒の作り方を再現した「神仏習合の酒」も醸造しています。こちらのお酒はなんと磨きが95%!お米をほとんど磨かない昔ながらの作りでうまさを閉じ込めました。 他にもイタリア米を使用した「千代の松 イタリア」など他の蔵では見たこともないお酒もラインナップに並びます。 古いだけではなく、新しさも探っていく、そんな飽くなき探究心が芳村酒造のこだわりです。 こうした特徴的なお酒はしっかり話を聞いてから飲んでほしいとのこともありあまりお目にかかることがありませんが、ぜひ直接蔵元を訪れてそのこだわりを感じてみてはいかがでしょうか。 3.芳村酒造の代表酒おすすめの飲み方 ・【芳村酒造】純米大吟醸 かぎろひ 50%に精白した酒造好適米で醸造した純米大吟醸です。百数十年の芳村酒造の技術が結集して漸く「きよらか」で「さわやか」でそして「まろやか」な古代万葉のロマンを秘めた味と香りの「清酒かぎろひ」を造りました。フルーティーな香りと淡麗ですっきりした味わいを冷やしてお楽しみください。 ・【芳村酒造】特別純米 千代の松 奈良うるはし 日本酒発祥の地とされる菩提山正暦寺より分離された酵母を「奈良うるはし酵母」を奈良県産米「露葉風」を用いて醸造した奈良生まれの日本酒です。淡麗ですっきりとした味わいのお酒で、冷しても燗でもお召し上がりいただけます。 ・【芳村酒造】こだわりの2本セット フルーティーな香りと淡麗ですっきりした味わいをもつ「純米大吟醸 かぎろひ」、奈良うるはし酵母」と奈良県産米「露葉風」を用いて醸造した奈良生まれの純米酒「特別純米 千代の松 奈良うるはし」芳村酒造こだわりの2本セットです。
今回お届けするのは「猩々」を取り扱う北村酒造。時代に媚びることなく、酒造りの基本を大切に ‘‘おいしいお酒” を造り続ける酒蔵のこだわりに迫ります。 1.歴史 吉野の霊酒「猩々」 北村酒造は天明八年(1788年)林業家であった北村家より初めて分家を許された末子が、売りに出された酒造株と酒船を買取り、酒を醸したのが始まりです。 当時「木屋の酒」と呼ばれた酒は、吉野の山で木を伐る樵(きこり)や、杣人たちの癒し楽しみとなり、山で修行する修験者たちからは「吉野の霊酒」と珍重されたそうです。 当時の吉野に想いを馳せつつ、味わっていただきたいお酒です。 (北村酒造 蔵風景) 2.こだわり 酒造りの基本を大切にする「北村酒造」 酒銘である「猩々」の由来である謡曲に、“よも尽きじ萬代までの〈竹の葉の)酒、酌めども尽きず、飲めどもかわらぬ”とあります。時代に媚びることなく、酒造りの基本を大切に業を重ねることでおいしいお酒を造ることが出来ると信じております。 北村酒造のお酒は、自然豊かな吉野の地において、清澄な大気に囲まれた階状の土蔵造りの蔵で醸されます。 日本有数の多雨地帯である大台ヶ原を水源とする「紀の川」の伏流水を用いて醸されたお酒を、ぜひご賞味ください。杉の甑を用いた米の蒸しを行い、米の旨味を最大限に表現できるように醸しております。 (杉の甑) 3.おすすめの飲み方 ・【北村酒造】純米大吟醸 猩々 厳選された兵庫産山田錦を丹念に37%まで精米し、約30日かけて丁寧に低温発酵させました。上槽、おり引き後、瓶燗、瓶貯蔵で出荷します。香りだけでなく味わい豊かで、熟成酒を目的に醸された純米大吟醸酒。 豊かな香とふくよかな味わいが特徴の純米大吟醸酒です。常温または冷やしてお召し上がりください。 ・【北村酒造】純米辛口 竹葉 辛口に醸した純米酒にもかかわらず、米の旨みを十分に楽しめる芳醇な味に仕上がっています。 端麗さを連想させる米の芳香を持ちながら、強めののど越しが感じられるキリッとした辛口で、食中酒としてお勧めです。常温か熱燗でお召し上がりください。 ・【北村酒造】純米吟醸 原酒 吟のさと 吉野で作った米『吟のさと』、吉野の水、吉野の蔵で醸した吉野尽くしの純米吟醸は、吉野美人を思わせるシャ-プなキレのあるお酒に仕上がりました。 日本酒度マイナス3と辛口ではありませんが、甘ったるさを感じることなく食事と一緒に飲んで頂ける純米吟醸酒です。原酒なので旨みをしっかりと感じて頂けます。常温または冷やしてお召し上がりください。
今回お届けするのは「花巴」でお馴染みの美吉野醸造。吉野の風土に寄り添い、伝統製法による米の旨味が伝わる酒造りのこだわりに迫ります。 1.美吉野醸造の歴史 桜の名所、奈良吉野で生まれた美吉野醸造 美吉野醸造株式会社は、紀伊半島の中心・吉野川を臨む六田(むだ)で1912年に蔵を構えました。 代表銘柄である「花巴」は、明治時代まで吉野山にある蔵元で醸されていましたが、火事で蔵が焼失し銘柄が途絶える危機となりました。その危機を救ったのが先代達で、4軒での合名会社を設立し、吉野川のほとりに拠点をつくり「花巴」の銘柄を引き継ぎました。 千本桜で全国的にも名が知られる吉野山の桜はほとんどが山桜です。「花巴」の「花」はそのヤマザクラを。「巴」はそのひろがりを意味しております。 2.美吉野醸造のこだわり 美吉野醸造の「酸を解放する酒造り」 美吉野醸造が目指す酒造りは、酸を抑える酒造りではなく「酸を解放する酒造り」です。 吉野では山林がうっそうと育ち高温多湿な地域であるがゆえに、お酒造りには欠かせない麹菌にも独特の変化をもたらします。カビの一種である麹も多湿の恩恵を受け、繁殖が進みやすくしっかりとした強い麹となるのです。しかし強い麹による醗酵が進むと酸が生み出されます。 美吉野醸造では、あえて酒質の主軸に酸を据え、発酵による酸を抑制する酒造りではなく、酸を活かす酒造りに拘りました。「吉野の風土に寄り添うことで発酵が酸を生み出すのなら、それに見合うだけ米の旨味を引き出そう」という醸造スタイルを貫き、「酸を開放する」酒造りにたどり着きました。 3.美吉野醸造の代表酒おすすめの飲み方 【美吉野醸造】南遷・花巴 ・【美吉野醸造】南遷 プレミアムオーガニック 2本セット オーガニックの酒米で醸した純米酒。酸を高めつつ「米の甘み」が感じられるデザート感のあるお酒として醸しています。濃縮感はありますが、上質な酸を引き出す山廃製法のおかげで甘だれることなく、まとまりのよい濃淳極甘口のお酒に仕上がっています。 よく冷やして、ロックなどでお楽しみください。 ・【美吉野醸造】花巴 万葉の華 純米大吟醸 木箱入り 大吟醸としての洗練された味わいの中にも蔵の個性が光る逸品。蔵付き酵母の特徴を活かし、派手な香りを抑えながらも、まろやかな米の旨みをバランスよく引き出した、食事とともに楽しみたいお酒となっています。 あまり冷やしすぎずに、お酒本来の “あじわい” をご堪能ください。
今回お届けするのは「五神」でお馴染みの五條酒造。北に金剛山、南に紀伊の山々に囲まれ、酒造りに最適なやや軟水の伏流水が井戸に溢れる環境で日本酒を製造しています。「五條市に『五神』のない店はない」といわれるほどの知名度を誇る酒蔵に迫ります。 1.歴史 少量生産できめ細やかな「五神」 五條酒造は創業大正13年、金剛山の麓にある五條市で金剛山系の伏流水、自家井戸の清水を用い、伝統ある但馬流の昔ながらの手造りの良さを活かし、少量生産できめの細かい作業により芳醇な清酒を醸し出しています。 銘柄名の「五神」は、古来より酒は神様に供し、冠婚葬祭を神様と共にしたと伝えられる「神」の文字と、当地五條市の「五」の文字を語呂良く「五神」と銘し創業時より販売しています。 (五條酒造の冬の蔵風景) 2.こだわり 職人の技術の結晶「五神」 五條酒造では奈良県でしか生産されていない「露葉風」や当地の農家と特別に契約し化学肥料を用いずに栽培された酒米を使用するなど素材にもこだわっています。また付近の山々から流れ出る良質な水を使用し、「旨い米の酒」を卓越した職人の技術で醸造しています。製造そのものに力を入れることは勿論ですが、種類に応じて氷温度以下から常温の範囲の温度で、それぞれの酒に適正な熟成をさせるべく大変神経を使っています。これによってよいお酒の喩えに云われる“秋晴れのするお酒”にもなるのです。 (契約農家田圃) 3.おすすめの飲み方 ・【五條酒造】奈良うるはし 純米酒 日本酒発祥の地とされる菩提山正暦寺の菩提もとより分離された「奈良うるはし」酵母を使用。すっきりとした純米酒で燗でも冷でもキリッと旨い。 ・【五條酒造】特別純米酒 五神 清酒本来の旨みがギッシリと詰まりながらも後口のスッキリとした飲み易いお酒に仕上がっています。お燗することで米の旨みと味の伸びのよさがよりいっそう引き出されます。 ・【五條酒造】純米大吟醸 まほろばの雫 奈良県推奨の酒造好適米「露葉風」を100%使用した純米大吟醸酒。さわやかな香りと瑞々しい口当たりをお楽しみください。少し冷やしてワイングラスで飲むのがオススメ。
今回お届けするのは「やたがらす」でお馴染みの北岡本店。清酒のみならずリキュール等様々な種類を取り扱っている北岡本店のこだわりに迫ります。 1.北岡本店の歴史 「八咫烏(やたがらす)」を醸す北岡本店 北岡本店は、奈良県南部は吉野熊野国立公園の入り口、一目千本と詠まれた桜の名所「吉野」に酒蔵があります。吉野は江戸時代の初めより、山林労働に携わる人たちが一泊する宿場町として栄え、その後も長らくにわたり林業を中心に発展してきました。 「やたがらす」の北岡本店はその宿場町の中心地に店を構え、代々古金屋を営んできましたが、明治元年(1868年)に7代目当主の惣十郎が、吉野杉に関わる人びとに癒しの酒を提供するため、酒造専業として酒造りに取り組んだのが当蔵の始まりです。 2.北岡本店のこだわり 時代に合うお酒を造る、北岡本店 北岡本店では、「時代に流されない旨口でありつつ、今の時代に合うお酒を」という、一見矛盾する酒造りに取り組み続けてきました。そして、吉野とかかわり深い神武天皇の伝説にちなみ商標を『八咫烏(やたがらす)』※とする清酒にたどり着きました。 奈良県産の原料米を中心に使用し、奈良吉野のお酒を飲み手にお届けできるように醸し続けています。 ※『八咫烏(やたがらす)』とは、日本神話に登場する三本足カラスで導きの神。「日本書紀」には、東征の際に天照大神によって神武天皇のもとに派遣され、熊野から大和に入る険阻な山中を導いたとされています。 3.北岡本店の代表酒おすすめの飲み方 【北岡本店】やたがらす ・【北岡本店】やたがらす 純米 菩提酛 控え目でほのかに青草の香りが感じられますが、口に含むと杏の様な濃厚な甘さと酸味が口いっぱいに広がります。喉元を過ぎるとさっぱりと切れ、心地よい甘みとベリー系の酸味のニュアンスが残り、もうひとくち飲みたくなる味わいです。 開栓してから室温に戻し、口の広いグラスで脂の多い肉料理や回鍋肉などと一緒にお楽しみいただくと、口の中がさっぱりとして食事が進みます。また10℃程度に冷やし口の狭いワイングラスに注ぎ、ロックフォールなどのアオカビチーズにハチミツをかけて、クルミなどと一緒にお楽しみいただければ、より美味しさが引き立ちます。 ・【北岡本店】やたがらす 純米 樽熟成 吉野の山から切り出した「吉野杉」で作らた杉樽に、すっきりとした辛口仕上げの純米酒を貯蔵しました。季節によって貯蔵日数を調整することで、適度な杉の香りと樽由来のほのかな渋味が純米酒が持つ風味とマリアージュし、上品な味わいをお楽しみいただけます。 煮物や西京漬けの焼き魚などと一緒に室温~ぬる燗程度で、またスモークサーモンやチーズなどと一緒にきりりと冷やしてワイングラスでお楽しみください。 ・【北岡本店】やたがらす 純米大吟醸 山田錦 「酒米の王」ともいわれる山田錦を50%に精米し、酸度をほんの少し上げることでキレの良さと、口に含んだ時の旨みと香りの広がりを表現しました。爽やかな辛口に仕上げましたが、口当たりはほんのり甘く感じられるかもしれません。 甘味と酸味のバランスに注意して仕上げたこの純米大吟醸は、15℃程度に程よく冷やし、ワイングラスで少し温めながらゆっくりと味わってください。飲むほどに華が開くように旨みが増し、程よい酸味が香りをともなって広がります。
今回お届けするのは「初霞」「大和のどぶ」を取り扱う久保本家酒造。昔ながらの街並みが残る宇陀松山地区の一角にある酒蔵のこだわりに迫ります。 1.歴史 大宇陀の地で歴史を感じる 久保本家酒造の歴史は300年以上前の江戸元禄時代、初代久保勘兵衛が吉野の奥山より出てて、宇陀松山地区で酒造りを始めたことにまで遡ります。 また、久保本家酒造のある大宇陀は「万葉集」の歌人にも愛され、また「古事記」「日本書紀」の神話にも登場する歴史ある地域です。中世には織田信長の子孫が所領する城下町でもありました。そうした歴史ある地区で誇りを持って酒造りを続けています。 (久保本家酒造 蔵風景) 2.こだわり 「生酛造り」「完全発酵」にこだわる 久保本家酒造では「生酛造り」「完全発酵」にこだわった酒造りにこだわっています。「生酛造り」は昔ながらの日本酒の作り方で写真のような「山卸し」という蒸米、米麹、水を浅い桶の中に入れて櫂棒ですりつぶす作業が必要で大変手間がかかる作り方です。また「完全発酵」とは日本酒を醸す工程の中で微生物に厳しい環境を与えて鍛えて、ここぞという時に力を発揮する準備をさせることで余すことなく発酵させることです。こうした手間隙をかけ、妥協のない酒造りに取り組んでいます。 (山卸し) ・酒蔵マルシェ 久保本家酒造では大宇陀の新たな交流の場となって、素敵なご縁が広がりますように…という思いから、2021年4月より道の駅前の久保本家酒造駐車場にて、マルシェイベントを開催しています。オンラインだけでは伝えられない商品の魅力を伝える機会として先日「ならわし」でも出店させていただきました。毎月開催していますので、ぜひ一度足を運んでみてください。 (酒蔵マルシェ出店の様子) 3.おすすめの飲み方 ・【久保本家酒造】大和のどぶ 純米酒の醪を粗漉ししてビンに詰めました。味わいは濃く、酸味が酒質全体を引き締めています。従来の濁酒に比べると格段にすっきり辛口ですので、後味もよいためお料理をよく引き立てます。熱燗にすると旨さが際立つほか、夏にはソーダ割でも美味しくいただけます。 ・【久保本家酒造】純米吟醸 初霞 久保本家酒造の代表銘柄の「初霞」。さらりとしていて、のどを心地よく滑り落ち、その後口の中に余韻が漂います。切れの良さに、ほのかなまろやかさがあり、バランスの良い酒質が特徴です。新酒から1年くらいの熟成させています。 ・【久保本家酒造】のみくらべセット さらりとしていて、のどを心地よく滑り落ち、その後口の中に余韻が漂います。切れの良さに、ほのかなまろやかさがあり、バランスの良い酒質が特徴の「純米吟醸 初霞」。 純米酒の醪を粗漉ししてビン詰め。味わいは濃く、酸味が酒質全体を引き締めています。従来の濁酒に比べると格段にすっきり辛口の「大和のどぶ」。久保本家酒造が誇る清酒と濁酒を飲みくらべてください。
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