クラフトビールで巡る奈良の旅 Vol.3
今や全国的なブームとなっている「クラフトビール」。
Vol.2では奈良市内の醸造所について周辺地域のスポットを交えて紹介しました。
Vol.3では奥大和地域の醸造所を2つご紹介します。
奈良県の美しい高原が広がる東部と、緑豊かな山々が連なる中南部の19市町村を総称した地域を「奥大和」と呼びます。
面積にして奈良県の約80%を占める奥大和地域。
自然とともに暮らしを営み、代々受け継がれてきた地域の産業が今もなお紡がれ、日本人の暮らしに根付いた様々なアイテムが製作される地でもあります。
そんな「奥大和」で、地の恵を生かしたクラフトビールの醸造元が2つあります。
醸造元を目指して、知られざる「奥大和」への世界に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
代表の米田さんは東京で音楽関係の仕事に就いたのち、地元である宇陀市でクラフトビール醸造所を立ち上げました。
「様々な要素を組み合わせてできる音楽作りと、ビール作りは似ている」と語る米田さんが作る奥大和ビールには、奥大和地域で生産された様々なハーブが使用され、心も体もリラックスできるクラフトビールが醸造されています。
また定番ラインナップ以外にも、季節限定のフルーツなどを使用した限定クラフトビールも楽しめ、一年を通して奥大和ビールを味わえるのも特徴。
タップルームでは、クラフトビールの個性とタップハンドルのデザインを関連付けて取付された、奥大和の木工職人たちが一つ一つ手作りした個性豊かなタップハンドルが見られます。
クラフトビールの味はもちろん、ピンと来たハンドルからビールとの出会いを楽しむのもおすすめ。
タップルームはもちろんのこと、「飲んだら泊まれる」ブリュワリー&ゲストハウス「奥大和ビール TAP to BED」も併設されており、車で来て存分にクラフトビールを楽しむことができます。
奈良県で作られるクラフトビールの中で一番歴史が古いのが「曽爾高原ビール」。
20年以上にわたって愛される最大の理由は「水」にあります。
「平成の名水百選」にも認定された曽爾高原の超軟水の湧水を使用することで、クラフトビールが好きな方から少し苦手な方まで、幅広い層の方が飲みやすいビールになっています。
水だけでなく製法にもこだわっており、ドイツ人マイスター直伝の製法で麦芽・ホップ・名水のみで醸造された本格派クラフトビールをお楽しみいただけます。
醸造所にはレストラン「曽爾高原ファームガーデン」が併設されており、地元でとれた新鮮野菜を使用した料理を提供。
その他にも、曽爾村で採れた新鮮野菜や、地域産品などの販売もしており、お土産探しにぴったりです。
「奥大和ビール」のある宇陀市、「曽爾高原ビール」のある曽爾村を含む奥大和は、奈良市では体験できない雄大な自然スポットや隠れた名店があります。
今回は、各醸造所からすぐに行けるおすすめスポットをご紹介。
①堀井松月堂
「奥大和ビール」から車で5分ほど、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている宇陀松山地区の街並みの中に、一子相伝で受け継がれる幻の銘菓「きみごろも」を作る堀井松月堂はあります。
「きみごろも」を目当てに足を運ぶ人も多い堀井松月堂ですが、実はその他にも四季折々の店舗でしか味わえない絶品和菓子もあるのです。
旅の疲れを癒すため、昔ながらの街並みが残る堀井松月堂でゆるりと一服してみてはいかがでしょうか。
②曽爾高原のススキ
10月〜11月にかけて約40ヘクタールの高原一帯にススキの雄大な金色が広がる「曽爾高原」。
秋の薫りが漂うなか、ススキを見ながらのハイキング後にいただく美味しい料理とビールはおいしいこと間違いなし。
ハイキング後の疲れを吹き飛ばす格別な一杯を想像しながら、今の季節しか見ることのできない美しい景色を見に行ってはいかがでしょうか。
雄大な自然やきれいな水がビールをより一層おいしくさせる奥大和。
今回紹介したスポットの他にも、奥大和には多く自然・歴史ある町並み・産業・文化・名店が点在しています。
そうした地域の歴史や文化といったストーリーに興味を持ってみると、より一層ビールや食べ物をおいしく感じられるのではないでしょうか。
Vol.2では奈良市内の醸造所について周辺地域のスポットを交えて紹介しました。
Vol.3では奥大和地域の醸造所を2つご紹介します。
奥大和とは
面積にして奈良県の約80%を占める奥大和地域。
自然とともに暮らしを営み、代々受け継がれてきた地域の産業が今もなお紡がれ、日本人の暮らしに根付いた様々なアイテムが製作される地でもあります。
そんな「奥大和」で、地の恵を生かしたクラフトビールの醸造元が2つあります。
醸造元を目指して、知られざる「奥大和」への世界に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
奥大和ビール
宇陀市の大宇陀の道の駅のほとりに「奥大和ビール」の醸造所はあります。代表の米田さんは東京で音楽関係の仕事に就いたのち、地元である宇陀市でクラフトビール醸造所を立ち上げました。
「様々な要素を組み合わせてできる音楽作りと、ビール作りは似ている」と語る米田さんが作る奥大和ビールには、奥大和地域で生産された様々なハーブが使用され、心も体もリラックスできるクラフトビールが醸造されています。
また定番ラインナップ以外にも、季節限定のフルーツなどを使用した限定クラフトビールも楽しめ、一年を通して奥大和ビールを味わえるのも特徴。
タップルームでは、クラフトビールの個性とタップハンドルのデザインを関連付けて取付された、奥大和の木工職人たちが一つ一つ手作りした個性豊かなタップハンドルが見られます。
クラフトビールの味はもちろん、ピンと来たハンドルからビールとの出会いを楽しむのもおすすめ。
タップルームはもちろんのこと、「飲んだら泊まれる」ブリュワリー&ゲストハウス「奥大和ビール TAP to BED」も併設されており、車で来て存分にクラフトビールを楽しむことができます。
曽爾高原ビール
奈良県で作られるクラフトビールの中で一番歴史が古いのが「曽爾高原ビール」。20年以上にわたって愛される最大の理由は「水」にあります。
「平成の名水百選」にも認定された曽爾高原の超軟水の湧水を使用することで、クラフトビールが好きな方から少し苦手な方まで、幅広い層の方が飲みやすいビールになっています。
水だけでなく製法にもこだわっており、ドイツ人マイスター直伝の製法で麦芽・ホップ・名水のみで醸造された本格派クラフトビールをお楽しみいただけます。
醸造所にはレストラン「曽爾高原ファームガーデン」が併設されており、地元でとれた新鮮野菜を使用した料理を提供。
その他にも、曽爾村で採れた新鮮野菜や、地域産品などの販売もしており、お土産探しにぴったりです。
醸造所周辺のおすすめスポット
「奥大和ビール」のある宇陀市、「曽爾高原ビール」のある曽爾村を含む奥大和は、奈良市では体験できない雄大な自然スポットや隠れた名店があります。今回は、各醸造所からすぐに行けるおすすめスポットをご紹介。
①堀井松月堂
「奥大和ビール」から車で5分ほど、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている宇陀松山地区の街並みの中に、一子相伝で受け継がれる幻の銘菓「きみごろも」を作る堀井松月堂はあります。
「きみごろも」を目当てに足を運ぶ人も多い堀井松月堂ですが、実はその他にも四季折々の店舗でしか味わえない絶品和菓子もあるのです。
旅の疲れを癒すため、昔ながらの街並みが残る堀井松月堂でゆるりと一服してみてはいかがでしょうか。
②曽爾高原のススキ
10月〜11月にかけて約40ヘクタールの高原一帯にススキの雄大な金色が広がる「曽爾高原」。
秋の薫りが漂うなか、ススキを見ながらのハイキング後にいただく美味しい料理とビールはおいしいこと間違いなし。
ハイキング後の疲れを吹き飛ばす格別な一杯を想像しながら、今の季節しか見ることのできない美しい景色を見に行ってはいかがでしょうか。
クラフトビールで巡る奈良の旅 Vol.3によせて
今回の特集では「奥大和」に拠点を置く2つのクラフトビール醸造所を紹介しました。雄大な自然やきれいな水がビールをより一層おいしくさせる奥大和。
今回紹介したスポットの他にも、奥大和には多く自然・歴史ある町並み・産業・文化・名店が点在しています。
そうした地域の歴史や文化といったストーリーに興味を持ってみると、より一層ビールや食べ物をおいしく感じられるのではないでしょうか。