稲田酒造合名会社(黒松稲天)〜伝統の味と香り 奈良の地酒と 稲天奈良漬〜
今回お届けするのは「稲天」取り扱う稲田酒造。地元・天理に密着した酒蔵のこだわりに迫ります。
1.稲田酒造の歴史
心のふるさと天理で創業。稲天の稲田酒造
稲田酒造はJR・近鉄天理駅から東西に伸びる三島本通り商店街にある明治10年創業の酒蔵。天理教の御神酒として酒造りが開始されました。
また、昭和45年より造り酒屋のおいしい奈良漬けとして上質な酒粕と白瓜、きゅうり、スイカ、守口大根、生姜等の新鮮野菜に拘った奈良漬けを製造・販売されています。
2.稲田酒造のこだわり
創業時から、造り手、売り手、飲み手が一本の糸で結ばれ、それぞれの顔が見える状況にあること、人と人との繋がりを大切にすることをモットーとしています。
人
酒造りはひとづくりの観点のもと、人間形成にも力を入れています。
米
奈良県産酒造好適米 露葉風、奈良県産ひのひかり等、地元産の米にこだわっています。
水
近くまで迫る天理の山々、そこから流れる布留川、澄んだ仕込み水が自慢です。
3.おすすめの飲み方
【稲田酒造】黒松稲天
【稲田酒造】黒松稲天 大吟醸 山田錦
令和元年全国新酒鑑評会金賞、ワイングラスでおいしい日本酒アワード2020金賞など、数々の賞を受賞する稲田酒造の代表作です。
兵庫県産山田錦特等40%精米を使用。あっさり上品な味わいの中に山田錦特有の旨みがじわじわ広がります。
米の甘い吟醸香を楽しめ、まろやかな喉ごしが特徴の上品なお酒です。
ワイングラスで味わうのもよし、ぬる燗にすると酸味が出てきて、甘みと酸味の調和をより一層感じることが出来ます。
店舗での販売を主としていることからオンラインの販売量はごくわずか。酒蔵見学も受け付けており、奈良天理に行かれた際には是非立ち寄りたい酒蔵です。