今西清兵衛商店(春鹿)〜米を磨く・水を磨く・技を磨く・心を磨く〜
今回お届けするのは「春鹿」でお馴染みの今西清兵衛商店。「春鹿」の名前は奈良県はもとより、全国にもその名が知れ渡っています。そんな奈良を代表する酒蔵の酒造りの哲学とこだわりに迫ります。
1.歴史
世界中で愛される「春鹿」へ
今西清兵衛商店は創業明治17年、蔵元は春日大社や東大寺などの世界遺産にほど近い、昔の風情を残す奈良町にあります。昭和59年からはアメリカ及び西ドイツ、中華人民共和国への輸出を開始するなど今や世界十数カ国に輸出され各国の食卓を彩っています。
代表銘柄の「春鹿」という名前の由来は、春日の神々が鹿に乗って奈良の地へやってきたという伝説から、「春日神鹿(かすがしんろく)」と名付け後に「春鹿」に改めて今日に至っています。
(今西清兵衛商店の蔵風景)
2.こだわり
南都諸白の伝統を受け継ぐ辛口
春鹿は、高精白された原料米を使い、軽快でまろやかな口当たりの酒、華やかで切れ味の良い酒を醸し続けたいと願っております。
味、コク、香り、すべての点で高品質を誇った南都諸白の伝統を現在に伝えることが、春鹿創業以来の変わることなき姿勢です。これからも春鹿の製造理念である「米を磨く・水を磨く・技を磨く・心を磨く」に基づき、辛口を中心に高品質な酒の醸造に専念していきます。
3.おすすめの飲み方
・【今西清兵衛商店】春鹿 純米 超辛口
言わずと知れた春鹿の定番商品。奈良の地で35年以上進化し続ける元祖超辛口、世界十数カ国愛される逸品です。魚、鳥、豚肉料理など幅広く合わせることができます。蕎麦との相性も抜群です。