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日本酒とおつまみ③〜日本酒の香りと味からおつまみを愉しむ〜

日本酒とおつまみ特集最終回は、日本酒の分類に着目しながら、ならわし取り扱い商品からおすすめのおつまみをご紹介いたします。

1.日本酒の種類と分類

 日本酒は、香りや味によって下記のような4つのタイプに分類されます。

①薫酒(くんしゅ)

 薫酒は、果実や花のような華やか、かつフルーティーな香りのお酒です。味わいは軽快でスムーズな飲み口、柔らかい甘味のものが多く、少し冷やして飲むといっそう爽やかな風味を楽しめます。

 香り高いお酒であることから、あっさりとした料理によく合い、刺身や魚介の酒蒸しといった素材の味わいを感じられるような料理がぴったりです。

【該当する日本酒】
純米大吟醸酒、純米吟醸酒、大吟醸酒、吟醸酒

【良く合う料理】
白身魚の刺身、山菜のおひたし、山菜の天ぷら、魚介類のカルパッチョ、帆立貝の酒蒸し、シーフードサラダ、春雨サラダ、生春巻き、八方菜、白身魚のムースなど

◉薫酒に合う!「ならわし narawahsi」取り扱いおすすめおつまみ
柿の葉寿司

②爽酒(そうしゅ)

 日本酒の中で最も軽快でシンプルなタイプです。香りは控えめで、淡麗辛口で清涼感のある味わいが特徴です。

 広範囲の料理と相性が良く、あっさりした軽めの料理にも、濃厚なこってりした料理にも合わせることができます。スパークリング日本酒は、爽酒に属するものが多くなっています。

【該当する日本酒】
本醸造酒、特別本醸造酒、普通酒、生酒


【良く合う料理】
冷奴、だし巻き卵、帆立のカルパッチョ、キムチ、生しらすポン酢、鮎の塩焼き、グラタン、カニ玉、ロールキャベツ、湯豆腐、茶碗蒸しなどさまざまな料理と相性が良いので、日本酒初心者にもおすすめです。

◉爽酒に合う!「ならわし narawahsi」取り扱いおすすめおつまみ
【林とうふ店】大峰山系の名水で作ったこだわりのとうふセット

③熟酒(じゅくしゅ)

 熟酒は、複雑で重厚な香りと濃厚な味わいが特徴です。常温やぬる燗(約40℃)でよく飲まれています。

 濃い味付けの料理によく合うので、魚の煮付けや豚の角煮などがぴったりです。また、油を多く使う洋食や中華料理にも合わせることができます。

【該当する日本酒】
古酒、熟成酒、秘蔵酒など

【良く合う料理】
ウナギの蒲焼き、カレー、ハードタイプチーズ、ビーフステーキ、豚の角煮、フォアグラ、麻婆豆腐、北京ダック、鴨のローストなど

◉熟酒に合う!「ならわし narawahsi」取り扱いおすすめおつまみ
【天川村】大峯鹿(醤油・味噌)・大峯猪(味噌)

 ④醇酒(じゅんしゅ)

 米の旨味をたっぷり味わえるのが「醇酒」です。日本酒の中で最も濃醇なタイプで、熱燗やぬる燗などで1番力を発揮する、厚みのある飲み口です。

 しっかりとした味付けの料理や、バター・ホワイトクリーム等を使った洋風料理の相性がいいです。

【該当する日本酒】
純米酒、特別純米酒、生酛純米酒、山廃純米酒

【良く合う料理】
魚の煮付け、酒盗、サバの味噌煮、とんかつ、すき焼き、大根の煮付け、クリームシチュー、フライドチキン、餃子、焼き鳥(タレ)など。

◉醇酒に合う!「ならわし narawahsi」取り扱いおすすめおつまみ
【ももしき】奈良の恵みがつまった、大和牛の上すき焼き8点セット

 2. まとめ

 日本酒は原材料での分類、精米歩合での分類など様々に分類されますが、今回は「香りや味わいのイメージ」に注目し、それぞれのおすすめおつまみを紹介しました。

 日本全国には様々な香りと味わいの日本酒がありますので、ぜひ皆さまのお好みの組み合わせを見つけてみてはいかがでしょうか。

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