【ネットではここだけ】赤膚焼
「ならわし narawashi」では、実店舗でのみ販売をされており、ネットでの販売がここ「ならわし」だけの商品も取り扱っております。今回は「赤膚焼窯元 小川二楽」の「赤膚焼」をご紹介いたします。
1.赤膚焼(あかはだやき)
赤膚焼の歴史
赤膚焼は1583年、豊臣秀吉の弟で大和郡山城主の秀長が愛知県常滑の陶工を招き、赤膚山で茶器を焼かせたのが始まりとされています。
江戸時代に小堀遠州が自分好みの茶器を作らせたことでも知られ「遠州七窯」(茶道具の窯七ヶ所に対する呼称)の一つにも数えられています。
※遠州七窯
・志戸呂焼(遠江:遠州)静岡県
・膳所焼(近江)滋賀県
・朝日焼(山城)京都宇治
・赤膚焼(大和)奈良県
・古曽部焼(摂津)大阪府高槻市
・上野焼(豊前)福岡県上野
・高取焼(筑前)福岡県直方市
赤膚焼は乳白色の柔らかい風合いと奈良絵文様が特徴で、湯飲みや花瓶、壺、皿、などさまざまなものが作られています。
奈良絵とは
元々はお釈迦様の生涯を絵物語で表したものですが、現代では人物や鹿などを可愛らしく描かれたものが多いです。奈良の風景や鹿、昔の物語などといった、色々な紋様が組み入れられています。
2.金魚とお城のまち、大和郡山市
今回ご紹介する 赤膚焼窯元 小川二楽 の窯元があるのは大和郡山市。
奈良県北部に位置する大和郡山市は金魚の名産地として全国に知られ、「全国金魚すくい選手権大会」も開催されています。
また、「続日本100名城」(財団法人日本城郭協会)に認定された郡山城や、「日本の桜百選」にも選ばれた郡山城跡を彩る桜は圧巻です。
3.赤膚焼窯元 小川二楽の赤膚焼
現在、奈良県内には六つの窯元がありますが、今回はネットでは「ならわし narawashi」のみ販売をされている、「赤膚焼窯元 小川二楽」をご紹介します。
【赤膚焼窯元 小川二楽】赤膚焼の鹿皿
一点一点手作りのため鹿の表情にも個体差があり、まるで古都奈良の寺院で一休みしているかのような姿勢がなんとも可愛らしく愛着の湧く1品。
お料理はもちろん、お菓子などを盛り付けるのにもちょうどいい大きさです。
【赤膚焼窯元 小川二楽】ワインカップ
8個の透かし装飾が施された特徴的な高台は、奈良時代の須恵器のイメージして作られたもの。放射線状に伸びカップを安定的に支える機能面はもちろん、その独特な意匠で唯一無二の存在感を放ちます。
【赤膚焼窯元 小川二楽】赤膚焼のワインカップセット
渋さの中に、どこか素朴なかわいらしさを持つ二面性を兼ね備えたワインカップのセット。ワイン以外にも、コーヒーや紅茶などいろんなお飲み物を入れていただけます。
【赤膚焼窯元 小川二楽】カップ&ソーサー
奈良絵が施されたカップと、奈良時代のお寺の古瓦の模様皿を組み合わせたセット。奈良をこよなく愛するスタッフの懇願によって生まれた「ならわし narawashi」限定のオリジナルセットです。
4.まとめ
赤膚焼窯元 小川二楽 の赤膚焼は、インターネット上での販売は「ならわし narawashi」のみとなります。遠方にお住まいの方も、ご自宅で奈良の伝統工芸品「赤膚焼」をお楽しみください。
【赤膚焼窯元 小川二楽】
〒639-1013 奈良県大和郡山市朝日町4-18