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【味わい別】奈良県のおすすめの日本酒|特徴や選び方も解説

奈良県は日本酒の発祥地といわれており、多くの酒蔵が存在しています。日本酒の種類も多く、どれを選ぼうか悩んでいる方もいるでしょう。

そこで本記事では、奈良県の日本酒の特徴や、選び方を解説します。後半では、奈良県のおすすめの日本酒を甘口・辛口に分けて紹介するため、お土産などに購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

奈良県の日本酒の特徴

日本酒の発祥ともいわれる奈良県の日本酒は濃醇甘口なものが主流であり、酸味と糖分のバランスが良く、たっぷりと米の旨みを感じられます。酒造りに適した寒冷な気温を生かした奈良県の水や米、麹を使用することで、他にはない独特な味わいが魅力です。甘酸っぱい奈良県の日本酒は幅広い年齢層で楽しめるものであり、お中元やお歳暮などの贈り物にも向いています。

日本酒の選び方

自分に合った日本酒の選び方を紹介します。それぞれを解説していきます。
◆ 種類で選ぶ
◆ 味わいで選ぶ

種類で選ぶ

日本酒を大きく分類すると、純米酒と吟醸酒、本醸造酒の3種類です。純米酒は米と米麹、水のみを原料とした日本酒であり、米の旨みを最も味わえる種類といえます。
吟醸酒は米と米麹・水に加えて、醸造アルコールを添加しており、フルーティーな香りでスッキリとした味わいを楽しめる点が特徴です。
また、本醸造酒の原料も吟醸酒と同様に米と米麹・水・醸造アルコールであり、香りは控えめでスッキリとしています。原料は同じであるものの、精米歩合(玄米を削った後に残ったお米の割合)や醸造方法の違いによって、異なる味わいとなっています。

種類 純米酒 吟醸酒 本醸造酒
原料 米・米麹・水 米と米麹・水・醸造アルコール 米と米麹・水・醸造アルコール
精米歩合 60%以下 70%以下
味わいの特徴 旨みやコクが強い フルーティーな香りでスッキリとしている 香りは控えめでスッキリとしている

味わいで選ぶ

引用:narawashi|「日本酒のいろは②〜理想の日本酒の探し方〜

日本酒の味わいは酸度と日本酒度によって、4つの味わいに分類できます。酸度はキレを表す指標で、日本酒度とは含まれる糖分の量を数値化した指標です。日本酒度が高ければ甘みが少ないため辛口、低ければ甘みが多く甘口と呼ばれます。

味わい 特徴
濃厚甘口 酸味と糖分が多く、コクがあってまろやか
淡麗甘口 しっかりとした甘みがある
濃醇辛口 味のバランスがよく、しっかりとしたコクがある
淡麗辛口 口当たりがなめらか

 

商品名 談山 貴醸酒 やたがらす純米菩提もと 純米吟醸 原酒 吟のさと 歓喜光純米吟醸「小さな喜び」
値段(税込) 3,540円 2,690円 2,500円 3,490円
内容量 720ml 720ml 720ml 720ml
使用米  キヌヒカリ 国産米 吟のさと 山田錦
精米歩合 60% 70% 60% 50%
アルコール分 16% 16% 17% 17%
特定名称 清酒 純米酒 純米吟醸 純米吟醸
公式サイト 西内酒造 北岡本店 北村酒造 澤田酒造

 

【西内酒造】談山 貴醸酒

出典元:narawashi

「談山 貴醸酒」は、仕込み水の代わりに純米酒を仕込んでいる日本酒です。極甘口の貴腐ワインやアイスワインに風合いが似ています。常温または冷酒での飲み方がおすすめで、デザート感覚で楽しむにはストレートやソーダ割、アイスにかけるといった方法があります。

値段 3,540円
内容量 720ml
使用米 キヌヒカリ
精米歩合 60%
アルコール分 16%
特定名称 清酒

 

【北岡本店】やたがらす 純米 菩提もと

出典元:narawashi

「やたがらす 純米 菩提もと」は、ほのかに青草の香を感じられる日本酒です。杏のような濃厚な甘さと酸味が口の中に広がりますが、喉元を過ぎるとさっぱりと切れるのが特徴です。常温または冷酒での飲み方がおすすめで、ロックフォールなどのアオカビチーズにかけるといった楽しみ方もあります。 

値段 2,690円
内容量 720ml
使用米 国産米
精米歩合 70%
アルコール分 16%
特定名称 純米酒

 

【北村酒造】純米吟醸 原酒 吟のさと

出典元:narawashi

「純米吟醸 原酒 吟のさと」は、吉野で作ったお米「吟のさと」と水によって作られた純米吟醸酒です。日本酒度はマイナス3ですが、甘ったるさは控えめで、シャープなキレのある味わいとなっています。原酒であることから旨みをしっかりと感じられる点が魅力で、常温または冷酒での飲み方がおすすめです。

値段 2,500円
内容量 720ml
使用米 吟のさと
精米歩合 60%
アルコール分 17%
特定名称 純米吟醸

 

【澤田酒造】歓喜光 純米吟醸「小さな喜び」

出典元:narawashi

『歓喜光 純米吟醸「小さな喜び」』は、風味豊かなうま味と、味わい深い甘さのバランスが魅力の純米吟醸酒です。フルーツとの相性がよく、フルーツを使用した料理によく合います。おすすめの飲用温度帯は10〜15前後であり、冷蔵庫から出してしばらく待ってから飲むことがおすすめです。 

値段 3,490円
内容量 720ml
使用米 山田錦
精米歩合 50%
アルコール分 17%
特定名称 純米吟醸

 

 

【辛口】奈良県のおすすめの日本酒4選

奈良県の日本酒の中でも、辛口でおすすめのものを厳選して4つ紹介します。

商品名 生駒宝山大吟醸 大和のどぶ 春鹿 純米超辛口 神韻 美山錦50%純米酒
値段(税込) 2,430円 2,170円 2,500円 2,230円
内容量 720ml 720ml 720ml 720ml
使用米  山田錦 五百万石・日本晴 国産米 美山錦
精米歩合 50% 65% 60% 50%
アルコール分 16% 15% 15% 15%以上16%未満
特定名称 吟醸酒 純米酒 純米酒 純米酒
公式サイト 上田酒造 久保本家酒造 今西清兵衛商店 増田酒造株式会社

 

【上田酒造】生駒宝山 大吟醸

出典元:narawashi

「生駒宝山 大吟醸」は、果実のような爽やかな香と膨らみのある味わいが魅力の吟醸酒です。目・舌・喉元で楽しめる逸品であり、キリッと冷やしてから飲むことがおすすめです。

値段 2,430円
内容量 720ml
使用米 山田錦
精米歩合 50%
アルコールの度数 16%
特定名称 吟醸酒
 

 

【久保本家酒造】大和のどぶ

出典元:narawashi

「大和のどぶ」は、酸味が酒質全体を引き締めている純米酒です。シャープな切れ味ともろみのまろやさが魅力で、後味もよく、料理によく合います。夏にはソーダ割、冬には熱燗がおすすめです。

値段 2,170円
内容量 720ml
使用米 五百万石・日本晴
精米歩合 65%
アルコールの度数 15%
特定名称 純米酒

 

【今西清兵衛商店】春鹿 純米 超辛口

出典元:narawashi

「春鹿 純米 超辛口」は、穏やかな香りと、米の優しい甘み、柔らかな味わいが特徴の純米酒です。後口はシャープな切れ味で、幅広い料理によく合います。お燗にすることで、さらにまろやかな味わいを楽しめます。

値段 2,500円
内容量 720ml
使用米 国産米
精米歩合 60%
アルコールの度数 15%
特定名称 純米酒

【増田酒造】神韻 美山錦 50%純米酒

出典元:narawashi

「神韻 美山錦 50%純米酒」は、増田酒造が少量のみ生産している限定流通酒です。落ち着いた香りと柔らかみのある軽快な口当たりが特徴で、米由来のふくよかさや甘さを楽しめます。スッキリとした飲み口によって、食事との相性は良いです。

値段 2,230円
内容量 720ml
使用米 美山錦
精米歩合 50%
アルコールの度数 15%以上16%未満
特定名称 純米酒

 

奈良県の日本酒を購入するならnarawashiがおすすめ

一口に日本酒といっても、種類や味わいはさまざまです。辛口が苦手な人でも、甘口なら飲めるという場合があるため、ぜひ本記事で紹介した選び方を参考に、自分に合った日本酒を探してみてください。

本記事ではおすすめの奈良県の日本酒を紹介しましたが、いずれも奈良専門オンラインショップ「narawashi」で購入できます。現地で購入するとなると荷物となってしまうため、オンラインショップを利用してみてはいかがでしょうか。

また、narawashiでは「酒スク」という奈良初の日本酒サブスクサービスを提供しています。

 「酒スク」担当者:松田 

毎月1回、奈良県の酒蔵の日本酒が届くサブスクリプションで、自宅にいながらさまざまな奈良県の日本酒を楽しむことが可能です。4つのプランが用意されており、おつまみがついているプランを選ぶことで晩酌がより素敵なものとなるでしょう。

興味がある方は、narawashiのサイトからぜひお申し込みください。

【味わい別】奈良県のおすすめの日本酒|特徴や選び方も解説